失敗を活かすには――六本木ヒルズ森ビル回転ドア事故に学ぶ
ペンネーム:K.A.
ペンネーム:K.A.
私はトランポリンを行っており,練習に行くと大人4〜5人でトランポリン器具のセッティング・カッティングをする。その際にトランポリン器具に手や指を挟めそうになる経験をした。実際に,一緒にカッティングを行っていた人が指を挟み,救急車で運ばれる大きな事故も起きた【こともある】。
講義で紹介した【のあった】事例として【のなかから,】2004年,東京都港区六本木の「六本木ヒルズ」内の入口で6歳男児が三和タジマ製の大型自動回転ドアに挟まれて死亡した六本木ヒルズ回転ドア事故を取り上げる。この事故の問題点を以下に示す。
問題点3,4が自分自身の失敗に当てはまるといえる。器具のセッティング・カッティングで大きな事故が起こる以前からヒヤリ・ハットを経験すること・目撃することが何度かあった。しかし,責任者に報告しておらず,対策を取っていなかったため大きな事故が起きてしまった。そこで回転ドア事故から,小さい事故も責任者に報告し,器具のセッティング・カッティングに係るすべての人に危険の認識を持ってもらうことが必要であると教えられた。さらに,小さい事故が多発していることから,トランポリンの設置方法に問題があると考えられるので責任者に安全対策を行ってもらうべきだと気が付かされた。
※ ここに掲載した文章は,学生から提出のあったレポートの中から後進の参考になるであろうと思われるものを講義担当者が選び,文章表現について添削を施したうえで提示しているものです。筆者の見解を,講義担当者ならびに学校が承認しているものではありません。